前回は地方に移住するときの注意点を紹介した。
今回は「定住」をテーマにしたい。
地域の特性に気をつけよう
地方にはその土地に定着している文化や宗教がある。
例えば都会に住んでいると「檀家」という言葉を聞く機会は少ないが、地方ではまだ健在だ。
地域によっては強制的に加入させられることもあると聞く。
そうなると葬式は特定の寺で挙げることになるし、特定の行事への参加が義務となる。
どのような教育が成されているか
あなたに子供がいるのなら、学校教育には注意したい。今いなくても今後できる可能性はある。
子供ができてから考えるのではほとんど遅い。何故なら学校教育は大きな変化ご起こりづらい。
それは現行の教育委員会制度によるためである。私達が選挙で選んでいない委員や教育長に、どれだけのことができるだろうか?
多くは前例踏襲的な動きしかみられない。
定年以降の生活が不自由なくできるか
今、この記事を見ている皆様の多くは五体満足の健康体であろう。
しかし高齢になるとそうはいかない。
車必須と言われる地方に住んだまま高齢になると、生活のために車を利用することが増える。
すると重大な事故を起こす可能性が高くなる。最近は免許の返納が増えているようだが、それは公共交通機関が充実している都会か地方都市、あるいは安価な交通手段のある地方でないと厳しい。
あなたが定住を考えている地域では、自家用車以外の交通手段が充実しているだろうか?
わたしも福井県坂井市に骨を埋める可能性のある人間として、この土地の交通手段のあり方について考えていきたい。
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