街頭演説は1時間もできると「すごい」?
市民の皆様と話していると、たまに言われるのが「よく1時間も街頭演説できますね」という言葉。
私はたいていの場合「思っていることは語っているだけ」「意外とストレス解消になる」と返すようにしています。それは事実で、自らの想いを街頭で吐き出したり、あるいは政治に対する思いやこれまでの行動を語っているだけであることが多く、政策はたまに述べる程度である。
街頭演説はほぼ聞かれることは無く、短いフレーズを何度も語り、瞬間的に市民に理解させる必要がある。その点「寂しい坂井市議会を賑やかにしましょう」というフレーズはまあまあ良いかなと思う。
すこし話が逸れてしまった。
要するに、街頭演説は苦ではない。しかしそれはその時々によって変わる。体調が悪かったり気分が落ち込んでいたり、あるいは考えや思いが弱い時にはあまり上手く語れなってしまう。
また、天候や時間帯も大きく関係している。
街頭演説のゴールデンタイムとは?
坂井市議会議員に限らず、福井県の政治家は街頭演説をほとんどしない。
理由はわからないが、あまり意味がないと思っているのか、街頭に立ちたくないのか、自分の思いを語れないのか、演説ができないのか、どれも理由は不明だが、とにかくやらない。
彼らが表に出るのは交通安全運動の時か選挙前後と選挙期間中くらいだろうか。
もっと普段から表に出てきてほしいものである。
さて、これまでサラリーマンの時は休日に、無職になってからは平日を中心に街頭演説をやってきたが、街頭演説のゴールデンタイムは金曜日の夕方と考える。
皆様の顔を見て街頭演説をしていると、感情が読み取れることがよくある。月曜日の朝は余裕がある。火曜日や水曜日は余裕がない。気持ちの良い晴れの日は機嫌がよく、曇の日は顔も曇っていることが多い。
そして一番は天気の良い金曜日の夕方である。
平日の辛い仕事が終わり帰宅する皆様の顔は一週間の内で最もニコニコしている。
天気が良く、桜が満開であれば余計に嬉しそうな顔をしている。
この後、家に帰りご飯を食べお酒でも飲むのだろうか?風呂に入り、休日が始まるのを待つ身となれば、無敵の気分にもなろう。
今日はそんな状態の皆様の前で街頭演説できた。
途中、やや疲れが出たが、その後は所謂「ゾーン」のようなものに入り、快活になり舌もよく回った。
今日は最高の街頭演説ができたと思う。
聞いてくださる方も多かった。
政治家の皆様、街頭演説は金曜日の夕方がベストです。街頭に立ちましょう。
皆様、今日はありがとうございましたm(_ _)m
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