この国の政治・選挙は若者と現役世代の方向を向いていない
選挙3日目、街頭に立ち2日目にして気付いた事実。
それは選挙期間中の大半は平日で、学生や現役で働く世代、出産や子育てに追われる人々にメッセージを届けることが非常に難しい、ということだ。
「何を馬鹿なことを言っているのか、そんなモノは当然だ」
という意見は出るかもしれないが、曲がりなりにも私は33歳の「若者枠」の候補者で、特に想いを伝えたい層も10~30代の若者だ。
しかし、選挙期間中の大半に出会える人々はほぼ高齢者だ。
それは当然で多くの若者・現役世代は学校や仕事でほぼ拘束されている。
私がいくら街頭で若者にメッセージを送っても、それを聞く大半は高齢者だ。
もちろんSNSも使っている。しかしSNSは自分が見たい情報を仕入れ、見たくない情報は排除するシステムになっており、政治・選挙に無関心の無い層はほぼ見ることはない。
私は戦う前から相当苦しい状態ということだ。
性別年齢に限らず、多くの政治家たちが自分たちの当選のために高齢者に手厚くするのはこれが理由なのだ。若者の有権者は政治・選挙において非常に不利な存在なのだ。故に、地方議会には1人でも多くの「若者の意見を代弁する政治家」が貴重な存在となる。
これまで私はただ純粋な気持ちで選挙に出て、選挙運動をしてきた。
ディスるような内容も、思ったことを素直に吐き出しているにすぎない。
しかしそれを伝えたい層に伝えるには、現行制度では相当に厳しい。
それを痛いほど実感している3日目であった。
ならば坂井市は私が風を吹かす
このおかしな選挙・政治の問題提起は実体験した私が発信する責務がある。
選挙が終わりその結果の如何に関係無く、私は皆様の前に立ち、言い続かなければならない。おそらくそれが私の使命の一つなのだろう。
少しでも立ち上がる人が増えるために。坂井市のために。日本のために。
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