坂井市議会・戸板進議員の一般質問について②~当事者の声を聞こう~

前回の続きで、以下の動画を最後まで視聴した。

移住定住に関する質問

当事者・現場の声を聞いていない?

戸板議員の後半テーマは「移住定住促進事業におけるDMOさかいの役割について」質問しているが、当のDMOさかいに直接伺っていないように聞こえる。実際にDMOが移住定住促進においてどのような事例があるのか、あらかじめ伺って聞き取り調査をしてみてはいかがだろうか?(もししていたらごめんなさい)

ただ、移住者・定住者の声を代弁していないため、それらに対し聞き取りをしているようにはとても見えない。実際に移住定住した人の声を聞くことは難しいのだろうか?聞く所によると、戸板議員は子供会や町内会等の会合にこまめに顔を出しているそうだ。それならば、その際にでも住民に聞いてみればよいと思う。
また、やはりSNSが大きな武器になるだろう。Twitterなどで取材を呼びかけるなど、(仮に集まらなかったとしても)やろうと思えばやれるのだ。その努力をしたのか否かはわからないが、実際の移住定住者としては私がいる。私はかつてUDCS(アーバンデザインセンター坂井)で移住定住の相談をしたことがあるので、私に聞けば移住定住について有益な情報が得られただろう。

こういった調査はサンプルデータ、サンプルの数、アンケート結果などが重要になると思う。視点は悪くないが、坂井市は移住者に対し積極的に調査をすべきだと思う。例えば住民票を坂井市に移しに来た人に対してアンケートを実施し、マイナポイントを付与するなど(加えて様々なアプリや助成についても教える)、市にやれることはまだまだまだたくさんあると思う。

「データは力」だ。

DMOさかいの移住定住促進事業とUDCS(アーバンデザインセンター坂井)は事業被り?統廃合や連携を検討してみては?

理事者側の答弁で、「DMOさかいが移住定住促進事業の窓口になっている」とのことだが、これはUDCSと被っている(そもそも坂井市商工会など、組織体系が色々と被っている)。私はかつてUDCSに移住定住の相談をしたことがある。三国町には200戸以上の空き家があると聞いた。普通に家族ごと引っ越して誰一人住んでいない家もあった。相談のなかで、タダで家を譲るという方もいた。
坂井市の空き家情報バンクを見ていただくとわかるが、そんなに物件は無い。空き家は確かな集計がされておらず、議員が思っている以上の非常に大きな問題があるのだ。

そのような危機的状況で、それぞれの事業者が同じような事業を別々行うのは非常に非効率と言える。統廃合やより密接な連携が必要なのではないだろうか?仮に事業内容のみを統廃合するのなら、DMOさかいよりUDCSを残すほうが良いと考える。というかDMOは移住定住促進事業をどれほどやっているのだろうか?

DMOさかい観光局について | 福井県坂井市観光ガイド Web旅ナビ坂井
一般社団法人坂井市観光連盟、坂井市三国観光協会、坂井市丸岡観光協会の業務の一部を統合し、事業やノウハウを引き継ぎ、それぞれが繋いできた観光資源をさらに磨き上げ、地域の観光事業者や多種多様な関係者と協同しながら地域を牽引する役割を担っています。

空き家情報バンクについて

最後に空き家問題について取り上げている。

まず、空き家については坂井市は補助事業をそれなりにしている。無料相談の開催はとても良いことだと思う。一つ気になるのがこの戸板議員、何かと「新規部署の立ち上げ」を提案しているが、何故だろうか?先の移住定住促進についても新規部署が必要と言っているが、既にDMOさかいもUDCSもあり、市と連携するなか、更に作ると言うのだろうか?結局はDMOとUDCと協力する体制に変わりはないと思う。

最後に、私がUDCSで移住定住相談をするに至ったキッカケをお伝えしよう。
それは三国町旧市街地の複数の店舗(ハッピーマテリアルズや今はなきアメリカンスラッド)で相談できるような場所があるか聞いたところ、UDCSを教えていただいたのだ。

法律やローン、土地代などの相場、物件の良し悪しなど様々な相談をしてもらえたが、最も良かったのは実際に住んでいる地域住民に話を聞けたことだ。所謂「住民ガチャ」をせずにその地域の情報を知ることができるのは、UDCSのような地域と調和し、気軽に相談ができる場所はとても重要だと感じる。

当事者の政治参画を!

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