【批判】何故、否決?「より開かれた議会を求める請願」

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動画バージョン

賛成2、反対22で否決(不採択)

「坂井市議会は努力はしているが開かれた議会には程遠い」

そう考えた私は、もっと開かれた議会となるアイデアを提供し、坂井市議会の判断を仰いだ。
批判ばかりではどうしようもない。解決策も複数提示した。結果は見出しの通りだ。本記事ではそれに至った経緯と私見を述べたいと思う。

現状

坂井市議会は開かれていないと思う。

理由としては、以下の4つ。

  1. 議会のスケジュール公開が不十分
  2. その結果、公開されていないことと同義の会議(会派代表者会議)がある
  3. 一般質問・代表質問以外の議会活動の動画が公開されていない
  4. 市民の政治参画にハードルがあることを理解していない

それぞれの理由について解説する。

議会のスケジュール公開が不十分

皆さんは坂井市議会の日程について調べたことがあるだろうか?
おそらく殆どの市民が無いと思う。

令和3年12月第4回坂井市議会定例会会期日程

これを見て「スケジュールが公開されているじゃないか!吉田はウソつきだ!」と言いたい方もいるだろうが、このスケジュールでは情報公開が不十分だ。

実際にはこれ以外にも議会運営委員会全員協議会が開催されている。
私が知っているだけでも12月6日の月曜日。「休会中」とあるが、議会運営委員会があった。

何故知っているのか?それは当然だ。「あなたの出した請願の意見陳述をしたいならこの日に来い」と言われていたからだ。だがスケジュール上は「休会」。市役所関係者を除いた坂井市民のどれだけが知っているのだろうか?知る人はほぼほぼいないだろう。ちなみにマスコミは不在だった。

次に12月20日、本会議最終日。なんと本会議前に全員協議会があり、児童を対象とした10万円給付について議論が交わされていた。

もちろん、私には知らされていないし、市民の多くは会議の存在すら知らないだろう。傍聴人はマスコミを除き私一人だった。この日は本会議最終日ということで、10時より少し早めに坂井市役所に着いていたため、偶々その存在に気づいたのだ。

実際に私が体験しただけでもこれだけのことがあった。そしてどうも全員協議会、議会運営委員会はほぼ月イチで行われているっぽいのだ。知らんわ!w

余談だが、ここで永平寺町議会の議会スケジュールをひとつまみ。過去の日程も一つのページでわかる。便利。

永平寺町議会ホームページ

閑話休題。

そんなワケで、坂井市議会の議会スケジュールの公開は非常に不十分なものだということが証明されたと思う。私たち市民の知らないところで議会は動いているのだ。

これで「今のママで十分だ」と言っちゃうような人たちが多数なのが坂井市議会である。これでええんか?

謎の会議、「会派代表者会議」について

会派代表者会議は「会派間の調整等」を目的として行われている会議だ。会派に入っていない議員は蚊帳の外である(議会運営委員会にも出られない議会は多いようだ)。坂井市議会会議規則には

「会派間の意見調整その他議会運営上必要と認める事項に関し協議又は調整を行う」ことを目的としており、「議長、副議長及び各会派の代表者」が出席できる。目的を見るに、協議・調整できる内容は非常に幅広い。要するに「何でも話せる会議となっている。

坂井市議会会議規則

SNSで様々な議員の発信を見ているが、どうもこの会派代表者会議は曲者で、この会議で大体のことが決まっているらしく、会派に属さない議員さんはこの会議でコソコソと悪口を言われたり、情報共有されているらしい。

表向きは「会派間の調整」とし、その実態はとても公開できないような内容だった、ということだけは勘弁してほしいので一度中身を見せていただきたいものだ。議事録でもいいぞ!

ちなみにだが、千葉県佐倉市の議会の議事録に関するページのリンクを以下に貼っておく。

佐倉市議会会議録検索システム 委員会等会議録の閲覧
佐倉市議会の議会の紹介と会議録検索システムを提供しています。

はて、佐倉市議会は会派代表者会議も全員協議会も議事録が公開されているぞ…?
坂井市議会との違いはなんなのだろう?議事録が公開されているということは、傍聴も普通にできるのだろう。スケジュールも公開されている。

佐倉市議会 議会の予定
佐倉市議会の議会の紹介と会議録検索システムを提供しています。

このような議会運営が坂井市議会にも必要と強く感じているが、議員さんたちはこういった議会のことを知らないのだろうか?

議会活動の動画公開について

これについては去年の11月ごろ、坂井市議会へ陳情した。
結果は「議長預かり」。審議もされず、市民に知られることも無く「闇に葬られた」と私は思っている。

まず議会活動には色々あるのだが、会議をする部屋はほぼ決まっている。「委員会室」と「全員協議会室」「議場」の3つだ。

このうち議場には撮影機材が揃っている。しかし公開されているのは「市長のあいさつ」「一般質問」「代表質問」の3つだけで、議会としては最重要である「本会議最終日における質疑討論・採決」の動画は何故か公開されていない。機材があるのに、だ。

また、委員会室と全員協議会室は音響機材があり音声環境は非常に良い。さぞかし質の良い録音データが取れることだろう。こちらも動画撮影は容易で、私の持っているようなパナソニックのビデオカメラでも買えば良いのだ。

でもしない。

市議会議員の本気の討議「各種委員会」の動画公開が急がれる、という話
市議会において、「公開可能な会議」の録画データの公開の有無が、情報公開に積極的な市議会であるかどうかの一つの指標です。事例として、佐倉市議会の動画公開の現状を図にしてみました。上図のとおり、ライブ中継、録画動画ともに、公開しているのは「本会

例えば上記記事にあるように、橋本市ではビデオカメラ1台で動画配信をスタートしている。
やろうと思えばいくらでもできるのに、やらない。これが坂井市議会の実態である。

「やります」「やってます」「そのうち」などといった言葉は1年以上前から聞いている。坂井市議会はそろそろ次の議論に進んだほうが良いのではないだろうか?それとも、進みたくない心理でも働いているのだろうか?はたまた、橋本市のような前例を認めるほどの度量が無いのだろうか?

やろうと思えばできることをしないのは、サボっていることに他ならない。坂井市議会は議会改革・開かれた議会を目指すことについて、サボっている。

市民の政治参画には高いハードルがあることを、議員は理解していない

そろそろ書くのが面倒になってきたが、筆を動かしてみよう。

私のような現役で働く世代は、平日昼間の傍聴はほぼ不可能だ。また、現在選挙権は18歳に引き下げられているが、それら若者世代にも「議会審議は見るな」と言っているに等しい状態が続いている。

そういった私の訴えについて、辻ひとし議員は「有給があるじゃないか」と言ってのけた。この「議会を見たけりゃ有給取れや」と言わんばかりの議員は、所謂組合系組織がバックにいる。

そんな議員がこのような発言をしていることが非常に驚きなのだが、このような発言に異を唱えたのは松本議員ただ一人という悲しい現実がある。いや、唯一の希望だろうか?しかしこのような残念な議会は早々に変えなければならない。この辻議員の発言は多くの坂井市民に拡散されるべき内容で、落選運動を展開したいくらいだ。

また、「議会報告会をやっている」だとか「高校生議会を開いた」だとか、そういった言葉が議会運営委員会で出たが、残念なことにその議会運営委員会や常任委員会、本会議の傍聴人はほぼ私一人で、しかも全篇出席したわけではないので、傍聴ゼロの状態も多くあったことだろう。

何故、傍聴がゼロなのか?議員さんたちには手を胸に当てて考えてほしい…と思っていたが、ここまで言ってわからないということは、相当に頭が悪いのだろう。物理的・時間的に働く人たちの傍聴が難しいことは普段働いている人ならわかる筈なのだが。

残念な坂井市議会、ここに極まれり。

結論

坂井市議会はまだまだ開かれていない。

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