議会と理事者が懇親会?! 馴れ合いは「二元代表制形骸化」の始まり

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坂井市議会(議決機関)と坂井市行政職員(理事者側)は定例会後に懇親会をしている

令和2年8月11日における議会運営委員会の議事録。たまたま私の陳情の後に議題に上がっており、知ることができた。

上記資料を見ていただけるとわかるが、6月定例会も9月定例会も、終了後に懇親会を行うことが「日常」のようだ。つまり、3月も12月も行っている可能性がある。

ここで、「二元代表制」について解説したい。

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【二元代表制】議会は行政(理事者側)の監視役

地方政治において、議決機関である議会を構成する議員と、執行機関である行政のトップである首長(知事、市区町村長)は直接選挙により選ばれる。これは民意を反映しつつ行政の独断・暴走を止めるためであり、議会議員選挙があるのは首長一人の権限が強く、民意はあれど暴走する可能性があるからだ。

つまり議会は最後のストップ役で、超重要な役目を担っている。

その議会が行政側と必要以上に仲良くなり、あるいはズブズブの関係になどなってしまえば、議会のチェック機能が働かなくなることは想像に難くないだろう。「いやいやいや、それは無いでしょう」と思う方もいるだろうが、たしかに表面上、議員は行政に対して厳しい姿勢や発言をする場面がある。しかし坂井市議会においてはトップである坂本市長に忖度する姿勢が委員会傍聴をしていると見え隠れする。

また、そもそも議員たちの発言が少ないため、チェック機能そのものが不完全なように感じる。そのような状態で懇親会に興じる議会は理事者側(行政)とナアナアな関係であると見られても仕方ないと思う。

特に、坂井市議会においては理事者側の出す各議案が否決されることは非常に少ない。つまり右から左に議案を通していることに他ならない。委員会の議論を見ていてもほぼ発言しない議員さんは多くいたし、特に10万円給付において議論が不十分であることは、以前記事で書いた通りである。

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実態として機能が不十分であるにも関わらず、定例会後に懇親会などしようものなら、審議・議決機関として機能不全していると市民に見られても仕方がないと私は考える。

もっと頑張れ、坂井市議会!

坂井市議会が二元代表制の一翼を担うには

これまで述べてきたように、坂井市議会の議決機関としての役割は追認機関と揶揄されても仕方のない状態だと思う。しかし、多くの坂井市民はそう思っていない。何故か?

まず第一に、そもそも「議決機関」とか「二元代表制」とか「首長」や「定例会」を知らない・忘れているからだ。これは基本的に義務教育の敗北とも言える。

しかしその次に大きな責任を負わなければいけない存在が他でもない「政治家」だ。

政治家は教え導く存在でもあると私は考えている。しかし、今の政治家たちは私たちに何を教えてくれているのだろう?議会でイスに座って誰も聞いていない話をするばかりで市民に内容を解説し理解してもらおうとする姿勢に疎い。こう指摘すると「私達はやっている」と言うが、果たしてそうだろうか?そのうちアンケートを取ってみようと思う。

第二に、議会を知ることができないからだ。

坂井市議会は平日日中にのみ開かれている。会議内容はインターネット中継されておらず、アーカイブ公開は一般質問・代表質問だけだ。所謂「現役世代」は議場に来ることは非常に難しい。わざわざ有給を取って議会傍聴しようとする市民は坂井市民の中でも10人以下だろう。これは実際に12月定例会を傍聴した私だからこそ言える。市民は傍聴に来ない。そもそもスケジュールが公開されていない会議が多くあるため、認知されていない会議があることも問題だ。

以上のように、そもそも坂井市議会とその中身は多くの市民に認知されていない。それが故に批判が無いのだ。

そんな状態で、果たして二元代表制の一翼を担えていると言えるだろうか?
私はそうは思わない。ではどうすれば良いだろうか?

答えは簡単。志のある新しい政治家が誕生し、議会や政治について逐一効率良く発信することだ。

これが達成されない限り、既得権益にしがみついてマトモに仕事をしない議員が政治家で居続けることで坂井市はゆっくり衰退し、限界が来るまで市民が立ち上がることは無いだろう。

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