「政治家に必要な能力」と「政治家になるために必要とされるモノ」

本題に入る前に、この動画を紹介したい。

日経テレ東大学のYoutubeチャンネルより

森下千里さんは先の衆議院選挙において宮城5区で出馬し、落選された。
自民党宮城県第五選挙区支部長という肩書がある。

自民党の支部長(自民党公認候補)は落選後に何をしているのか?

動画24:20あたりで、落選後の活動について、

  • 推薦した各団体に「御礼の挨拶」
  • 個人への挨拶

これが支部長の仕事の殆どらしい。
ちなみに、35:40あたりで語られているが、支部長として選挙のチャンスは2回までらしい。

当選に必要なのは、3バン(地盤、カンバン、カバン)

上記の動画では特に語られなかったが、「3バン」が必要と言われる。

地盤、カンバン(知名度)、カバン(カネ)である。
しかしここに政治家としての能力(政策立案能力等)はあまり関わっていない。

冒頭の森下千里さんは地盤こそ無かったかもしれないが、知名度が高く自民党という潤沢な資金がある。つまりカンバンとカバンがある。国会議員になれた可能性は十分にあったのだ。

3バンがある人、3バンが無い人

以上のように、国政において政治家になりやすい属性を持つ人はタレントのほか、世襲、金持ち、既存政党の党員だ。これらの属性を持つ候補者は3バンの全てか、1,2個の「バン」がある。

しかし、そのバンの数と政治家として必要な能力には齟齬がある。その典型例として、この森下千里さんを紹介したかった。

逆に3バンが無いからと言って能力が低いということではない。つまり、候補者全員が3バンに頼らない方法で選挙に臨むか、有権者が3バンに惑わされずに候補者の能力や実態・実績を見る必要がある。

前者は制度設計の話になってしまうので、国政の話になってしまう。故に後者で語ると、有権者のレベルアップが必要となる。

今の歪んだ政治状況に気づいて、それに抗おうとするなら、有権者の政治に対する見識を上げること、そしてそれを投票行動や様々な権利を行使することを勧めなくてはならない。

つまり、政治家の啓蒙と情報発信が今後の政治改革において大きなカギとなるだろう。

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