あわら市長選挙の候補者から考える、あわら市との共存

あわら市長選挙、1/23投開票

坂井市のお隣、あわら市で首長選挙がある。
候補者は現在3人。その一人である中川智和氏の主張が興味深い。
主張の中で、坂井との合併について語られているので、イチ坂井市民としての立場から意見を言わせていただく。

将来、あわら市は近接自治体と合併する

2014年、「日本創生会議」(座長・増田寛也元総務相)が発表したレポートにおいて、2010 年から 2040 年までの間に若年女性(20 ~ 39 歳)が5割以下に減少する自治体を「消滅可能性都市」と定義した。全国約 1800 自治体のうち、49.8%に当たる 896 自治体がこの消滅可能性都市に該当し、あわら市もその一つだ。あわら市の他には

  • 小浜市
  • 大野市
  • 勝山市
  • あわら市
  • 池田町
  • 美浜町
  • 高浜町
  • おおい町
  • 若狭町

の9市町だ。

これらの自治体は、消滅可能性都市というレッテルとどう向き合うかが重要視されているが、そもそも日本全体が斜陽であるという点についても議論が必要である。これについては後述する。

さて、年々人口減少が進む福井県の中でも特に衰退が激しいと「消滅可能性都市」という言葉で表現されたあわら市ではあるが、このような危機を回避するにはどうすれば良いのだろうか?

端的に言うとそれは市町村合併である。行政コストを下げるにはより大規模で一元化された行政サービスによる一人あたりにかかる単価を下げることが手っ取り早い。では、あわら市はどの自治体と合併することになるのだろうか?それは坂井市の他に無いだろう。

既に、坂井市とあわら市は広域連合というカタチで様々な事業を共同で行っている。内容としては主に

  • 介護保険
  • 障害程度区分認定審査会
  • 代官山斎苑・墓地
  • し尿及び浄化槽汚泥処理
  • 水道用水供給事業

についてである。笹岡のごみ処理施設は「福井坂井地区広域市町村圏事務組合」で、福井市、永平寺町を含めるが、観光事業を含め、様々な事業で坂井市と連携している。

あわら市からすると、財政難の状況で坂井市との合併は選択肢の一つとなってもおかしくない。
というより、合併をしないと保たない状況にどんどんと追い込まれていくと考えている。

合併の第一候補は坂井市の他に無い。しかし…

上述したように、あわら市は坂井市や近隣市町で一部事業を提携しており、特に坂井市とは観光・産業の面で切っても切れない関係だ。合併相手の候補とするなら一番目に挙がるだろう。

坂井市は福井県第2と言える規模の自治体だが、こちらも衰退しつづけている。
おそらく坂井市でもどこかのタイミングで合併の話は出るだろう。

しかし坂井市の財政状況に鑑みると、坂井市側のメリットがどれだけあるのだろうか?

例えば令和元年度の一般会計歳入473億円の坂井市に対し、あわら市は153億円でおよそ1/3だ。
もちろんこれだけでは比較はできないし、様々な指標や合併による合理化で効率化することも多いだろう。しかし今の私を含め、政治に詳しくない市民からすると、「財政の逼迫しているあわら市とくっついて、デメリットは無いのだろうか?」という懸念は生じるだろう。

私も今後、政治行政のことを知るにつれて意見が固まっていくと思うが、今の所は「坂井市とあわら市は観光・産業・生活インフラ等、様々な面で密接に関わっており、一元化による効率化はお互いに大きなメリットとなるのではないか」と考えている。

つまり合併については考えたほうが良い、という立場であることを、ここで伝えておきたい。

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