新しい政治家に突き刺さったツイート
議員の「役人化」とは?
かねてから疑問に思っていることがある。
- 何故政治家は情報を隠そうとするのか?
- 何故政治家の喋り方は遠回しで分かりづらいのか?
- 何故政治家は総花的な言葉を好むのか?
これらの疑問について、ある程度納得のいく仮説が私の中で言葉になり、街頭演説で発したのが「議員のお役人化」だ。役人…というか組織だった役所は総じてこのような事をする。
市民の代表者である議員が役人に近くなってきているため、このような傾向があるものと私は仮説を設定している。
何故、議員は「役人化」するのか?
議員の役人化の理由を考えてみた。
基本的に人間は「環境」と「遺伝子」で人格が形成される。
最初から役人気質、あるいは元役人なら話は簡単だ。
ではそうではない議員は何故役人化してしまうのか?
それは環境を共にし過ぎて染まってしまっているからだ。
いつも役所の人達と活動し、思考し、喋っているからだ。
環境が「役人化議員」を生み出しているのだ。
故に私は役人的な議員の「市民の声を聞いています」という言葉を信用しない。
本当に私たち一般市民と多く会話し、一般市民に理解してもらおうとするならば、私たちにとってメジャーな言葉や平易な言葉を使ってくれるハズだし、自らが持っている情報も惜しげなく公開・公表するハズだ。
それをしない議員は「お役人」に染まった残念な議員で、私たちの方を見ていないと思うのだ。
しかし先に伝えた通り、人間は「染まるもの」。常に気をつけなくては私もアナタも環境に適応してくる。それが人間の強みでありサガなのだが、こと「有権者の代弁」が重要な政治の世界においては、「染まらないこと」が重要な指標でありファクターなのだ。
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