坂井市議会に議員特権?!3日で報酬44万円?!(追記アリ:実際は40万円とのこと)

ブログ(活動・思想)

「組合議会」、「広域連合議会」について知ってますか?

実は坂井市議会議員は坂井市議会だけではなく、広域連合と呼ばれる組織の議会もあり、例えば「坂井広域連合」であれば坂井市議会とあわら市議会の各議員さんで構成されています。

そのほかにも、組合議会というものも存在します。以下は坂井市のHPから抜粋。

一部事務組合とは、複数の普通地方公共団体や特別区が、行政事務の一部を共同で行うことを目的として設置する組織で、広域連合とは、多様化した広域行政需要に効率的に対応するとともに、国からの権限移譲の受け入れ体制を整備する目的で設置する組織です。どちらも、特別地方公共団体の一つです。

坂井市議会HPより
一部事務組合議会・広域連合議会名簿

どの議員がどの担当?

坂井市に関係する一部事務組合及び広域連合とその構成市町、その役割と担当の議員は以下のとおりです。

議会名構成市町役割担当議員
嶺北消防組合議会坂井市、あわら市消防に関する事務近藤哲行、渡辺竜彦、上坂健司、戸板進、吉川貞明、佐藤寛治、東野栄治、伊藤聖一、川畑孝治、畑野麻美子、田中千賀子
福井坂井地区広域市町村圏事務組合議会坂井市、福井市、あわら市、永平寺町電算処理・ごみ処理に関する事務川端精治、古屋信二、田中哲治、佐藤寛治、川畑孝治、永井純一
越前三国競艇企業団議会坂井市、越前市公営競技に関する事務伊藤聖一、辻人志、橋本充雄、山田栄、広瀬潤一
五領川公共下水道事務組合坂井市、永平寺町下水道に関する事務前川徹、戸板進、前田嘉彦、畑野麻美子
坂井地区広域連合坂井市、あわら市水道用水の受水、し尿処理、火葬(三国地区・あわら市管内)、介護保険に関する事務近藤哲行、渡辺竜彦、上坂健司、戸板進、吉川貞明、佐藤寛治、東野栄治、伊藤聖一、川畑孝治、畑野麻美子、田中千賀子
福井県後期高齢者医療広域連合福井県内全市町後期高齢者医療に関する事務古屋信二、永井純一
HPより役割と担当議員は編集により挿入

というわけで、赤字で強調させていただきました越前三国競艇企業団議会が今回のブログのテーマになります。

越前三国競艇企業団議会って何?

越前三国競艇企業団は越前市と坂井市による一部事務組合で、行政機関の一つです。行政機関であるからには各種議題を議決するための組織もあるわけで、それが越前三国競艇企業団議会になります。

議員の内訳は坂井市議会議員が5名、越前市議会議員もおそらく5名であると思われます。

…はい、どうも歯切れが悪い表現が多くなってしまいますが、この企業団の情報があまりにも無いのです。他の自治体ではそうでもありません。

戸田競艇企業団規約

このように規約集のある企業団も多くあるなか、越前三国競艇企業団議会(以下、三国ボート議会)はどのようなルールで何をやっているのかがわかりません。逆に「坂井地区広域連合」は議事録も含め、議員報酬なんかも公開されています。

会議録・議決結果 | 坂井地区広域連合 (kouiki.sakai.fukui.jp)

坂井地区広域連合特別職の職員で非常勤のものの報酬に関する条例 (kouiki.sakai.fukui.jp)

「もしかして、この広域連合とかいう組織も報酬がたらふくあって、市議会議員の見た目の報酬よりも多くの収入があるのでは?」という疑惑の目で連合について調べましたが、報酬は年で3万円前後とそこまで多くないことがわかり、「疑ってスミマセン」という気持ちにもなったことを覚えています。

しかし!このような情報が発信されていない三国ボート議会のほうは多額の報酬が設定されていたのです!(やっぱ高額報酬あるんじゃん!)

3日出ただけで44万?”オイシイ”三国ボート議会議員

というわけで、タイトルの回収です。まずはこちらの画像から。

坂井市議会議員:松本あきら氏のチラシ。ウチのポストに投函されていました。なお売上は上がっているらしく、「売上減」の記載は誤りとのこと。

議員はその身分を明かせば行政機関の調査がしやすいとのことで、私のようなイチ市民では調査は難しいかもしれませんが、今度試してみたいと思います。
ただ、私なりに調べたところ、この3日というのはどうも信憑性があります。何故ならこの議会について一部の議員さんが語っているからです。

ボートレース三国 | 福井県坂井市議会議員 辻ひとし ブログサイト

たしかに、年3~4日くらいしか議会が開かれていないように見える。これで報酬44万円は高すぎる。

しかし情報が一方向です。もう少し調べる必要があるでしょう。

坂井市議会本会議の議事録をチェックした結果

こんな内容が引っかかりました。

閲覧 | 全文表示 | 坂井市議会会議録検索

モーターボート企業団の管理者報酬・議員報酬は、他の広域連合、一部事務組合と比較し、余りにも高額過ぎます。企業団事務局によると、管理者報酬は、報酬月額12万円、年間144万円、期末手当年間51万7,500円、計195万7,500円、坂井市長として坂井市からの報酬1,500万円余りとは別にであります。
 議員は、報酬月額2万6,000円、年間31万2,000円、期末手当年間9万2,625円、合計40万4,625円、議会はおおむね年4回、1回2時間程度であります。
 他の一部事務組合では管理者報酬は支給されていませんし、議員報酬は年額2万円から4万円までであります。そこで、そもそも管理者・議員ともにそれぞれの構成議会の代表としてその任についているだけで、構成市の市長・議員の報酬と別に受け取ることは不合理です。加えて、ボート組合のそれは、そういう状況の中で際立って高額の報酬を受け取っていることは市民の理解が得られません。抜本的見直しが必要でありませんか。

平成30年第1回定例会(第2号) 本文 2018-02-26

要するに、何年も前から年4回、1回2時間働けば40万円の報酬になるのである。その額、時給にして5万円。立派な議員特権だ。(この質問に対する答弁も興味深いが、こちらは皆さんのほうで読んで判断してもらいたい)

さて、この議事録が残っているということは、情報が間違っていないということだ。
金額に4万の差があるが、年月を経て報酬が上がったのだろう。どっちにしろ高いことに変わりはない。

そんなわけで、3日で44万はおそらく正しいか、大体合っていると思われる。

議員のメンバーに偏り?必要なのは期数?

さて、改めて越前三国競艇企業団の5名の議員について見てみよう。
メンバーは伊藤聖一、辻人志、橋本充雄、山田栄、広瀬潤一(敬称略)となっている。

どうも重鎮な議員や期数の多い人に偏っているように見える。全員4期目だ。
選出の仕方はどうなっているのだろう?例えば坂井地区広域連合の場合、「三国町在住」などが条件だったりもする可能性もあるのだが、そのような条件も見えてこない。とにかくベールに包まれている組織だ。

公的機関の公平公正な運営には情報の公開が必要だ

ここまで様々な角度、手法をもって三国ボート議会について見てきたが、まだまだわからないことだらけだ。大切なのは、この状況を作り出しているのは他でもない議会であり、それを構成する議員たちだということだ。

彼らは自分たちの報酬について疑問に思わないのだろうか?今度、街頭演説していることがあれば聞いてみよう。あるいは皆様から聞いてみてほしい。

そして同じ会派の仲間たちにも聞いてみてもいいだろう。
おそらくは、仮に思いがあったとしても、本人たちには意見をできないハズだ。
何故なら高額報酬を受け取っているのは”重鎮たち”であるからだ。
それでも聞いてみる価値はある。
そして答えの中に見える本音を読み取ることが、有権者である私たちに必要な能力なのだと思う。

追記 報酬44万円について

追加調査により、報酬は44万ではなく40万円との情報を得た。
機会があれば、情報公開請求を通じて現在の正式な報酬額を知りたいと思う。

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