ウクライナのNATO加入に反対するロシアが軍事侵攻している
日本のメディア―――特に放送法に関わる方々は「ロシアとウクライナ、双方の言い分を聞く」という姿勢でいる場面を目にすることが多い。私たちは情報が簡単に手に入るぶん、その情報が正しいか否かを考える必要が出てきている。しかしロシアはプーチン大統領が強権を効かせる、所謂「独裁国家」として位置づけて差し支えないだろう。プーチン大統領に反対する人が危険な目に会うことがある点や、隠すこともないその振る舞いからも読み取れる。

そんなロシアが行っている軍事侵攻に対するウクライナ国民の動きは様々だが、既に死者が出ているというこの戦いが多くの人の命を奪わずに終わることを願うばかりだ。
そんななか、私たち日本人への影響も考えなくてはならない時が来てしまっている。
日本人―――私自身や家族への影響を考える
こんな時、「日本」や「日本国民」といった主語が大きくなると話がややこしくなってしまうので、私自身や家族に置かれている状況から、多くの日本人に影響する事象について考えてみる。
既に動画で発信しているが2022/02/27現在、主に3つの影響を考慮している。
それは
- 燃料費・光熱費の高騰
- それに伴う物価上昇
- 中国・ロシア・北朝鮮の日本への侵攻加速
である。
ロシアはLNG―――液化天然ガスの産出国で、例えばイタリアは国内で使われるモノの内、4割がロシアからの輸入に頼っているのが現状だ。仮にそれが止まるとなると「パイの奪い合い」が起こり、価格は高騰する。
日本においてLNGは各種エネルギー源に使用されており、特に影響が出やすいのは都市ガスや電気などの料金転嫁だろう。福井県においてはほとんどの家庭がプロパンガスかオール電化だとは思うが、特に火力発電に依存している日本において、電気料金の値上げは避けられないだろう。
ヨーロッパ諸国の中には電気料金が4倍になった国もあるようだ。
そして燃料費・光熱費の高騰は様々なモノの値段を上げる。モノを作る・運ぶのに使うからだ。食料品の値段はこれから更に上がっていくと思われる。
中国・ロシア・北朝鮮―――侵略国家の動きは?
ところでロシア以外に「独裁政治を敷く国」と聞いた時、どの国を思い浮かべるだろうか?日本に住んでいるとどうしても意識が高くなるのが北朝鮮と中国である。日本はその周囲を北朝鮮、中国、ロシアに囲まれているカタチになっており、常にその驚異に晒され続けている。
彼らはその強権的な振る舞いから世界各国から避難をされることも多いが、彼ら自身は仲良しなことが多い。特にロシアと中国は合同演習を行っており、去年10月には津軽海峡や大隅海峡を通って「日本一周」をしてしまっている状況だ。

加えて今日も―――すっかり日常になり麻痺してしまっているが、いつもの北朝鮮のミサイルである。
今回のウクライナ侵攻に思うのは、ロシアが「ロシアを守るため」という名目で侵攻を始めている点が重要で、そう言わせない、言われても対処できる体制が重要だということだ。
そうでなければ、同じ手法でロシアや中国から攻め込まれてしまうだろう。
今後、日本国内では防衛に関する機運が高まるだろう。しかし中国・ロシア・北朝鮮を如何に刺激せずにコッソリとコトを進めるかが当分重要になってしまっている。
そんな時に私たちにできることとして、そういった事情があることを汲み取ることと、「スパイ天国」日本の改革と、親中派議員さんたちとサヨナラすることをしつつ節約してどうにか日々を過ごす努力をすることから始めてはいかがだろうか。
特にガソリン、ガス、電気料金の値上がりはかなりエグイことになるだろう。食費の値上がりは家庭菜園でもなんでもできるようにしておくと良いだろう。
そして避けられない(避けられない問題が多すぎるが)、原発についてである。
また機会があれば記事にしたいが、原発の議論も避けては通れなくなるだろう。
日々の仕事が忙しいのに、考えなければいけないことが多すぎる世の中だが、正常に民主政治が機能するためには必要なことなのだ。
特に7月に行われる参議院選挙はトリガー条項凍結解除についての議論も加速するだろう。なんと大変な世の中だろうか…
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